「パスサッカーをあきらめない」 趙広来監督の挑戦
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2011.08.16 09:57
日本人は韓国人と体質と気質が違うため、サッカーをするスタイルも完全に異なる。「畳」と「オンドル」ほどその差は大きい。
日本サッカーが韓国サッカーを称賛するのは一言でいえば「フィジカル」のためだ。体と体をぶつけ合いながら戦えば、韓国は日本を圧倒した。逆に日本は中盤で精巧にパスをつなぎながらゲームをつくるのに優れていた。韓国ではゴールを決めるFWを最も重要視するが、日本ではMFを「指令塔」と呼んでチームの核心資源と見なす傾向がある。
その日本との対戦で趙広来(チョ・グァンレ)監督はパスサッカーで勝負に出た。日本が目指すサッカーのフレームに合わせて戦ったため、日本に勝てなかった。このため趙監督は戦略を誤ったという批判を受けた。