中国空母「ワリャーグ」が試験航海、米空母は香港入港で牽制
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.12 10:48
中国の初めての空母「ワリャーグ」が10日に試験航海に出たことを受け米海軍空母が香港に入港するなど米中間でつばぜりあいが起きている。駐香港米国総領事館は11日、「米海軍空母が12日に香港に入港する」と発表し、艦長インタビューに内外信記者らを招いた。米総領事館は入港予定の空母の名称と所属は明らかにしていないが、日本の横須賀港が母港の第7艦隊所属の原子力空母ジョージ・ワシントンが有力だとみられる。
香港の軍事専門家らは実戦配置中の米原子力空母の今回の入港を、試験運航に入ったばかりの在来式空母ワリャーグに対する牽制と受け止めている。米国務省のヌーランド報道官は10日の定例会見で、「中国が他の国のように透明でないということは大きな懸念の一部だ。中国は軍需品獲得や軍事予算と関連して米国ほど透明ではない」と指摘した。