食糧支援の約束をした日、北朝鮮は海岸砲を撃った
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.11 08:36
北朝鮮軍が10日午後、2度にわたり延坪島(ヨンピョンド)北東の北方限界線(NLL)側に砲撃を加え、韓国軍が対応射撃を実施したと合同参謀本部が明らかにした。北朝鮮のNLL側砲撃は昨年11月23日の延坪島砲撃後初めてだ。
合同参謀本部関係者は、「同日午後1時ごろ、北朝鮮の竜媒島(ヨンメド)近くから北朝鮮軍の海岸砲発射と推定される爆発音が3回聞こえた。このうち1発がNLLを越えたことがわかり、午後2時ごろ海兵隊延坪部隊がK-9自走砲3発で対応射撃」と明らかにした。北朝鮮軍はこの日午後7時46分ごろにも同じ地域で2発の海岸砲を発射し、そのうち1発がNLL南側に着弾した。軍は8時2分ごろK-9自走砲3発で対応射撃した。軍は北朝鮮の2度の砲撃でそれぞれ砲弾1発がNLL南側に落ちると、すぐに2~3倍の報復を行うというレベルから3発ずつ対応射撃した。