<米国債の格下げ>国際金融市場、きょうのアジア株式市場に注目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.08 10:20
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は1941年から70年間維持してきた米国債の格付けを6日(日本時間)、「AAA」から「AA+」に引き下げた。これを受け、世界最高経済大国である米国の国債格付けが群小国のルクセンブルグよりも低くなった。
米国債の格下げはそれだけで終わるわけではない。国策銀行・地方政府の「格下げドミノ」に続く見込みだ。S&Pは8日(日本時間)、米最大住宅抵当公社のファニーメイとフレディマックの格付けを引き下げるほか、州地方政府も格下げすると予想される。ファニーメイとフレディマックの現在の格付けは「AAA」で、債券発行規模が今年6月末現在8兆9000億ドルにのぼる。