【社説】元空軍参謀総長の衝撃的な軍事機密流出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.05 11:34
キム・サンテ元空軍参謀総長ら予備役空軍3人が軍事機密を流出した容疑で起訴され、衝撃が広がっている。米ロッキード・マーチン社と貿易代理契約を結んだ後、「合同軍事戦略目標企画書」「国防中期計画」など2、3級軍事機密を計12回も渡した疑いだ。各種先端武器の導入時期や予算、数量などが書かれていたという。
キム元総長らは空軍の先輩・後輩関係などを利用し、軍や防衛事業庁の関係者から軍事機密を取り出し、ロッキード・マーチン側に提供した見返りに、09-10年だけで手数料として25億ウォン(約2億円)を受け取ったと伝えられている。キム元総長らは16年前から武器導入仲介業務に携わってきた。今回摘発されたもの以外にも数多くの軍事機密流出行為があったと推定されるが、時効などで起訴内容に含まれなかったのだ。