日本、長期にわたり独島の国際裁判準備…ICJ所長も日本人(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.28 15:52
--私たちの意志とは関係なく、国際社会の圧力によってICJに行くという小説の中の設定は現実でもあり得るのか。
「実例がある。 ギリシャとトルコが1970年代、エーゲ海上の島をめぐって領土紛争を繰り広げた。 事態が深刻化し、武力紛争の直前までいくと、国連安全保障理事会が開かれ、ICJで解決しろという勧告を出した。 46年に英国とアルバニアがコルフ海峡通航権をめぐって争った時も安保理が勧告を出し、結局、ICJ訴訟で英国が勝った。 独島問題でもこういうことになる可能性はないとは言えない。 武力紛争の兆しがあれば安保理が招集される。 漁民が操業をしながら生じた小さな事件でも、こうした事態が触発される可能性がある。 その時、ICJで解決しろという勧告が出ればどうするのか。 4年という時間をかけて小説を書いたのも、この問題の深刻性について警鐘を鳴らそうということだった」