ホンダ、欧州生産車で韓国内の輸入車トップの返り咲きを狙う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.25 14:55
欧州で生産した日本ブランド車が初めて韓国に入る。 国内輸入車業界1位奪還を狙う鄭祐泳(チョン・ウヨン)ホンダコリア社長(62)は22、23日に釜山で記者懇談会を開き、「今月初め発効した韓国・欧州連合(EU)自由貿易協定(FTA)効果を享受するため、英国工場で生産した車を早ければ年内にも輸入する考え」と明らかにした。 鄭社長は「輸入先を多角化して価格競争力を高めるため、日本以外の地域で生産したホンダ車を初めて入れることにした」と説明した。
韓国日産は99年に米国で生産した中型「アルティマ」を導入し、韓国トヨタも米国産ミニバン「シエナ」の輸入を推進しているが、欧州で生産した日本車が国内に入るのは初めて。 英国産ホンダ車を輸入する場合、物流コストは増えるが、従来の関税8%分で相殺して価格を下げることができる。 価格引き下げ幅は車種別によって異なる。 車種によって物流コストが違うからだ。 ホンダは現在、英国南西部スウィンドン工場でSUV(スポーツタイプ多目的車)「CR-V」と準中型「シビック」を生産している。 中型「アコード」もいつでも生産できる施設を備えている。