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日本発のK-POPアイドルが大挙登場、新たな段階に入る韓流

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.17 10:15
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「韓流」の話を頻繁にしていると思うが仕方がない。このところ日本のテレビでは「韓国のほかに素材はないのか」と言いたくなるほど韓国の話ばかり登場するためだ。料理番組を見れば最近は「韓国冷めん」が夏のメニューとして脚光を浴びているという。旅行番組を見れば最近は日本の地方在住の女性らの間で「韓流の聖地」となっている新大久保の日帰り旅行が人気だという。歌謡番組は最初から「K-POPコーナー」を作り番組の3分の1以上を韓国歌謡紹介に割いたりもする。

このように「前例のない韓流ブーム」の中で新たな現象も現れている。「韓国人は知らないK-POPアイドル」の大挙登場だ。「日本発K-POPアイドル」を前面に打ち出した彼らは最初から日本での活動を目標に韓国の企画会社と日本の企画会社がタッグを組んで作ったグループだ。新大久保の専用公演会場で定期公演を開いて有名になった「KINO」が元祖格だが、最近強力なライバルグループが登場した。「平均身長185センチ、平均年齢19.6歳」を売りにした21人組韓国人アイドルグループ「Apeace(エー・ピース)」だ。彼らは5月末から東京・恵比寿にあるK-POP専用劇場「Kシアター東京」で公演を開始したが、デビューしたばかりの新人にもかかわらず駆けつける韓流ファンらで大ヒットを記録しているという。

 
このほかにも韓国でデビューはしたが主に日本だけで活動し、韓国よりも日本での認知度が高いグループも多い。最近日本のバラエティー番組で常連の「大国男児」などが代表的だ。この前には「無限男子」という3人組韓国アイドルグループが登場したというので「名前も適当につけたものか」とホームページを調べてみた。わかったのは彼らはNHKで放映された「祝女」というドラマで人気韓流アイドルグループとして出演した俳優がレコードを発表してデビューしたチームだった。メンバーは2人が韓国人、1人は日本人俳優で、「K-POPアイドル」ではなく「韓国アイドルのふりをするアイドル」ということだ。

韓国人はよく知らない韓国アイドルの登場は、現在「韓国」というブランド自体が日本で最も熱いアイテムであることを示してくれると同時に、「文化に国境はない」という言葉を証明する良い事例だ。

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