実力・英語・マナー“ワールドスペック”…「韓国がLPGAを支配する」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.13 17:03
韓国女子ゴルファーが1、2位を占めた。 12日未明(日本時間)、米コロラド州コロラドスプリングズのザ・ブロードムアGCで終わった全米女子オープンで、柳簫然(ユ・ソヨン)が優勝し、徐希炅(ソ・ヒギョン)が準優勝した。 全米オープンはその名の通り、米国タイトルがかかった大会だ。 女子ゴルフ大会のうち伝統・権威・賞金などすべての面で最高だ。 現地中継解説者らは「韓国は世界ランキング100位以内に35人もいて、今大会にも36人が参加した」とし「LPGAツアーを強く支配している」と評価した。
韓国選手がLPGAツアーで活躍するのは、いまや特別なニュースではない。 しかし今回は雰囲気が少し違う。 柳簫然は優勝の感想を英語ですらすらと語った。 英語を話せない韓国選手のためにツアーがつぶれるという非難を聞いたのはすでに過去の話だ。 両選手はいわゆる‘ワールドスペック’だ。 幼いころから世界最高を目指して勉強し、グローバルスタンダードに基づいた行動をし、十分な競争力を身につけている。 彼女たちはフィールドに現れたニュー(NEW)パク・セリ・キッズだ。
柳簫然は父が建設業をする裕福な家庭で育った。 幼いころから英語を習った。 事業がうまくいかず家庭事情が厳しくなったが、柳簫然はデウォン外国語高校を卒業し、延世(ヨンセ)大(体育教育科)に通っている。 体育特技生だが、学業に多くの時間を費やしている。