朴宣映議員「日本のように拉致担当特任長官を置くべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.05 16:31
「祖国よ、国連(UN)よ、地獄に行く私たちを救出してくれるというのが私たちの信念」。
韓国戦争当時の1950年10月、平壌に進撃した国軍が拉致被害者が監禁された平壌(ピョンヤン)刑務所に到着した時、北朝鮮軍は拉致被害者を連れて消えた後だった。 監房には救出を祈る拉致被害者の切実な言葉が残されていた。 しかしその念願は61年が過ぎた今も実現していない。 むしろ拉致被害者は拉致と家族に対する連座制、世人の関心が薄れるという3重の苦痛を経験した。
6・25戦争拉北真相究明委員会が動き出した。委員会は先月末、韓国戦争61年目を迎え、拉致事件の真相究明と拉致被害者・家族の被害調査および名誉回復を本格的に推進することにした。 このために委員会は拉致被害者申告を国内(案内電話1661-6250)はもちろん海外公館でも受けている。 韓国戦争当時の拉致被害者は9万6000人と推定される。