日本も失敗した米国ビデ市場に食い込む韓国中小企業(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.04 14:07
ビデ(温水洗浄便座)不毛地の米国に挑戦状を出した中小企業人がいる。米大手マートチェーン「コストコ」に今年1月からビデを納品しているアイゼンのユ・ビョンギ代表(54)だ。米国市場のビデ普及率はまだ5%にもならない。あまり認識されていないためか、日本浴室用品TOTOも挑戦して失敗したところだ。ユ代表は「コストコへの納品をきっかけに米国にビデ文化を広めたい」と語った。
ユ代表は‘ビデマニア’だ。刺し身店を経営していたユ代表がビデ事業を始めたのは03年1月。知人の紹介でビデを知り、便秘に効果があったのがきっかけだった。ユ代表は「当時はビデが最近のように普及していなかった。ビデを使ってみて‘これだ’と思った」とし「うわさをたよりに職員が3、4人しかいなかったアイゼンを引き受け、事業を始めた」と話した。