「公正社会目指す韓国…エリートの腐敗が障害」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.30 09:10
「高度成長と激しい競争が特徴の韓国社会で、最近“公正(fairness)”が新たな価値として浮上している。しかし貧富格差とエリート層の腐敗などが公正社会構築の障害となっている」――。米日刊紙ワシントンポストが29日に報じた内容だ。
同紙は「ハーバード大マイケル・センデル教授の著書『正義とは何か』が最近韓国で旋風的人気を呼んだ。李明博(イ・ミョンバク)大統領をはじめとする韓国の国民は公正さが成熟した民主主義に進む前提条件と考える」と伝えた。こうした動きの中でロッテマートの価格破壊チキン問題のように大企業が中小業者の圧力に屈したりもしたというのだ。