キム氏の独特のアイデアは年初から世界のさまざまなデザイン・建築雑誌で注目を浴びてきた。建築専門ウェブサイト「アーキデイリー」（archidaily.com）など１００余りのメディアに紹介された。

米ビジネス雑誌「ファストカンパニーのデザインセクションでは「ほとんど天才的（Ａｌｍｏｓｔ　Ｇｅｎｉｕｓ）」と題してキム氏の作品を絶賛した。ＩＴと先端技術を紹介する雑誌「ワイアド（Ｗｉｒｅｄ）」英国版は「実際に建てられる計画はないが、幻想的なコンセプト（ｆａｓｃｉｎａｔｉｎｇ　ｃｏｎｃｅｐｔ）」と評価し、米国版にも近くインタビューが掲載される予定だ。

キム氏は「従来のテーマパークの反環境的問題、都心空洞化などに疑問を提示したのが新鮮に受け止められたようだ。現在は不可能だろうが、将来は環境にやさしい高層遊園地が都市のランドマークになるのではないだろうか」と話した。

キム・ジュヒョン氏はソウル大建築学科を卒業した後、ハーバード建築大学院で勉強した。現在、ニューヨークで建築家（ＡＩＡ）として活動している。ソウル大公園・ソウルランド・アルプススキー場・エバーランド雪そり場などのテーマパークを設計してきた建築家キム・ギュオ氏（７１）の長男だ。


世界が感心！　韓国人が設計した「超高層遊園地」（１）