平壌ゴルフ場のキャディーは“北朝鮮版イ・ヨンエ”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.24 16:21
今年4月29日、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)ゴルフ場で「ノースコリアン・アマチュア・オープン」が開催された。英国・フランス・ドイツ・オーストラリア・フィンランド・ルクセンブルグ・南アフリカ・北朝鮮など8カ国から17人の選手が出場した。「選手」とはいえ、出場者はゴルフクラブ貸与料、ホテル宿泊(4日)費、食事代など1人当たり999ユーロ(約12万円)を支払った。事実上、北朝鮮を観光しようという青年を集めて、大会という名前でゴルフをしたのだ。この大会の優勝者のスコアは84だった。
大会に参加した青年たちにはキャディーが1人ずつ付いた。すべて女性だ。平壌ゴルフ場で働くキャディーはほとんどが金日成(キム・イルソン)総合大学に通う女子学生だった。彼女たちはゴルフ規則と用語はもちろん、ゴルフの実力も相当だと、平壌ゴルフ場に行ってきた人たちは話す。