「一発で外貨稼ぎ…」 北朝鮮、羅先観光特区開発“速度戦”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.23 16:20
北朝鮮が咸鏡北道(ハムギョンブクド)羅先(羅津・先鋒)特別市の琵琶島(ビパド)一帯を海洋観光特区として開発するのは資本の論理に基づくものだ。努力をしても大金に触れられない従来の鉄鉱石・石炭輸出などに依存する方式から抜け出し、外国人を相手に現金を引き込むサービス観光に視線を転じたためだ。これは社会主義国家の北朝鮮が資本主義のお金の味に慣れるものであり、今後の改革・開放とともに注目を集めている。
◇観光特区「速戦即決」 近く外国人に開放か
北朝鮮は金日成(キム・イルソン)誕生100周年となる2012年を「強盛大国」元年としている。金正恩(キム・ジョンウン)は昨年11月、「3年以内に国民経済を1960-70年代水準に回復させ、住民が白いコメに肉のスープを食べ、瓦の家で絹の服を着て暮らす生活水準を達成しなければならない」と述べた。