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日本の地震で反射利益…現代・起亜自の疾走期待(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.17 10:16
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下半期には現代自動車と現代モービス、起亜自動車など韓国自動車産業の代表銘柄に対する最選好観点を維持する。現代自と起亜自は米国と中国、新興国市場など海外市場で新車を中心に販売が好調で、過去に比べ収益性改善傾向が目立つ見通しだ。特に日本などの競合メーカーに比べ製品競争力とブランド認知度が上昇し、販売コストが明確に減った。過去に国内市場に大きく依存していた利益偏重現象も構造的に改善される見込みだ。2009~2012年に続く統合プラットフォームに新車投入でコスト構造は改善される一方、ウォン切り下げにともなう収益性悪化の負担は大幅に減るとみられる。

現代モービスは現代自と起亜自の生産量が増加することに加え、安全と便宜性追求にともなう新技術と核心部品、エコカーの部品採用などが増え、長期間成長の恩恵を享受するものとみられる。また、海外市場で本格的な成長傾向に入るアフターサービス部品販売事業と海外メーカーに対するOEM(相手先ブランドによる生産)方式の核心部品納品が増え成長余力が拡大する見込みだ。

 
自動車部品業種は世界で、価格比で最も良好な品質競争力と広範囲な供給能力により国内自動車メーカーだけでなく海外メーカーへの納品も持続的に広がる展望だ。万都(マンド)と漢拏(ハンラ)空調など大手部品メーカーは核心OEM部品の世界シェアを高めていくなど、長期成長展望は肯定的だ。主要中小型部品メーカーの場合、現代自と起亜自の生産量が増えゼネラルモーターズ(GM)など主要海外顧客の業績回復にともなう恩恵が期待される。また、主要地域との自由貿易協定(FTA)発効拡大は中長期収益構造改善と成長にも肯定的な影響を及ぼすとみられ、業種全般の漸進的な株価再評価が予想される。




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