【コラム】韓日中「不信の100年」を終わらせるためには(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.14 11:05
その間、東アジア地域からは世界の注目を集めるほどの国が輩出されてきた。第2次世界大戦の廃虚の上で奇跡のように復興し、1970-80年代に躍進した日本、「4竜」と呼ばれながら90年代を代表した韓国・台湾・香港・シンガポール、そして00年代に入ってBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)を代表する中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)。
この中でも韓日中3カ国の力は優れている。昨年末現在、3カ国の人口は世界の22.3%に相当する15億5000万人で、欧州連合(EU)と北米自由貿易協定(NAFTA)を圧倒する。国内総生産(GDP)の合計は12兆4000億ドルで、NAFTA(17兆3000億ドル)とEU(16兆2000億ドル)を追っている。アジア開発銀行研究院(ADBI)は韓日中にASEANまで加えた場合、経済規模は2014年に米国を追い越し、2020年にはEUまでも抜くと予想している。