北朝鮮貨物船をめぐり米国-東南アジアが外交的対立(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.14 10:09
ベリーズは米国が推進する大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)の加盟国。PSI加盟国は大量破壊兵器と疑われる物資を船積みした船を検索するのに協力する義務がある。このためベリーズは米国の要請を受け、該当船に対する検索を認めた。
「マッキャンベル」側は先月26日、上海の南側付近でライト号に4度にわたり検索のための乗船を要求した。しかし北朝鮮船員らはこれを拒否した。ホワイトハウスは09年の「カンナム1号」事件当時のような強制乗船に難色を表した。交戦が生じた場合、韓半島の安保を危険にするおそれがあるという懸念からだ。物証が確保できない場合は問題がこじれるという判断も作用した。