監査院「大学授業料の原価を確かめる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.11 12:13
監査院が10日、大学授業料の算定基準が適正かどうかを調べるため全国200余りの4年制国公私立大学(サイバー大学除く)を対象に全面監査に着手する、と明らかにした。
鄭昌永(チョン・チャンヨン)監査院事務総長はこの日、記者懇談会を自ら要望し、「最近の‘半額授業料’論争で大学の財政運用に対する関心が高まっているが、適正授業料算定のための基礎実態さえ把握されていないので、授業料の構造をチェックする」と述べた。事実上、大学授業料の「原価」を公開するということだ。大学授業料に対する監査は1963年の監査院設立以来初めて。
監査院は来月タスクフォース(TF)を設置し、予備監査を行った後、8月から本監査に着手する方針だ。本監査には監査院の全人材の3分の1以上となる200余人の監査官が投入される。これは「監査院設立以来の最大規模」と、孫昌東(ソン・チャンドン)監査院広報官が伝えた。