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【社説】ソン・キム次期駐韓米大使をめぐる2つの見方

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.05 13:03
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韓国系米国人のソン・キム6カ国協議特使が駐韓米国大使に内定した。韓国政府が同意し米上院が承認手続きを終わらせればソン・キム氏は8月ごろソウルに赴任する見通しだ。韓米修交129年で初の韓国系駐韓米大使が誕生する瞬間を控えたことになる。中学校1年制の時に米国に移民したソン・キム氏としては「アメリカンドリーム」の瞬間になるだろう。

ソン・キム氏が大使として活躍することになる韓半島には来年から激動の風が吹く見通しだ。韓国では4月に総選挙、12月には大統領選挙が予定されている。権力がどちらに動くのかにより韓米関係をはじめとする外交・安保環境は微妙に変わるだろう。核開発で生存を試みる北朝鮮は来年を「強盛大国に進入する年」と規定している。対南かく乱と挑発を拡大する可能性が大きい。金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の後継者金正恩(キム・ジョンウン)も動きを拡大するものとみられる。米・中・ロもやはり選挙と権力交替というビッグイベントを控えている。米国ではオバマ大統領が再選に挑戦する。中国では習近平体制が始まる。ロシアも来年3月の大統領選挙でプーチン首相が大統領の座を取り戻すことが確実視される。オバマ大統領が苦心の末に「韓国系大使カード」を採択したのもこういう変数を勘案したためだろう。

 
韓米関係を調整していくソン・キム氏の役割は大きく広く重い。彼は駐韓米大使館1等書記官と国務省韓国課長、6カ国協議首席代表などで積んできた実力と人脈を遺憾なく発揮すると期待される。韓国関連業務を遂行しながら能力を見せたためだ。ソウルの外交街でも「韓米同盟発展に肯定的なカード」という評価が出てくる。米大学生ボランティア団出身のキャスリン・スチーブンス大使が流ちょうな韓国語と“隣の家のおばさん”のイメージで人気を得ていたのも後任者には強固な資産になるだろう。

しかし左派陣営ではソン・キム氏の父親と関連した論議を提起している。父親が1970年代中盤に駐日韓国大使館で外交官として務め「金大中(キム・デジュン)拉致事件」に介入したという疑惑のためだ。さらに米国移民が「亡命方式」という点も取り沙汰されている。当時10代初めだった彼に父親の行跡を問い詰めるのは話にならない話しだ。しかしそうした論議自体が韓米関係発展に負担を与えては困る。

ソン・キム氏は大韓民国政府樹立後に赴任した21人の大使をベンチマーキングする必要がある。韓国系という長所を前に出す前に、時代状況によって米国と駐韓米大使を見る韓国人の情緒がどのように変わったのかも調べることだ。ソン・キム氏に韓国系に見合った新しい大使像を期待する。

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