【取材日記】「BMWが割引販売する唯一の国」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.03 14:30
今年の輸入車販売でBMW・ベンツ・フォルクスワーゲン・アウディなどドイツ車に人気が集まり、副作用が生じている。現代・起亜車が内需市場の80%を独占した中、輸入車は消費者の選択幅を広げるという点で肯定的に受け止められた。
今年1-4月の輸入車販売は3万3923台で前年比25%増えた。このうちドイツ4社が1-4位を占め、その比率は63%にのぼった。増加率(44%)も業界平均を上回る。
問題はトップ企業が割引競争で販売を増やしているという点だ。昨年5月に4850万ウォン(約390万円)でBMW320を購入したチャンさん(40)は最近、この車を処分しようとして驚いた。中古車価格が1年間に1200万ウォンも落ちたのだ。理由は新車が700万ウォン以上割引されたからだ。先月からBMW320は400-500万ウォン割引は基本、自社の自動車ローンを一部利用すれば200万ウォンさらに割引となる。また色・在庫状態により200万ウォンまで追加割引が可能だ。