八百長事件で拘束されたプロサッカー選手たちの共通点
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.01 09:07
プロサッカー八百長にかかわった容疑で拘束された選手たちには共通点がある。年俸が低く、主戦力ではない1.5軍の選手という点だ。年齢は20代半ば-30代初め。サッカー選手として全盛期の年齢で実力が足りずポジション争いで劣勢となるため、年俸は少なくなるしかない。結局、プロサッカー選手として成功するのが難しい状況に追い込まれ、お金の誘惑に流される。
市民球団の大田(テジョン)シチズンと光州(クァンジュ)FCによると、この日現在、ブローカーから1億2000万ウォン(約950万円)を受けた容疑で拘束された大田シチズンのMFパク選手(25)と、パク選手から1000万-4000万ウォンを受けたGKシン選手(26)、DFヤン選手(25)、MFキム選手は1.5-2軍所属。ブローカーから1億ウォンを受けた容疑で拘束された光州FCのGKソン選手(31)も昨年まで仁川(インチョン)ユナイテッドの1.5軍にいた。1軍は主戦選手、1.5-2軍は非主力選手をいう。
彼らの年齢は25-31歳。サッカー選手として全盛期だが、主力選手になれず、Kリーグのグラウンドを踏む機会が少ない。特に元プロサッカー選手のブローカー(28)は高校時代は有望株だったが、慶南(キョンナム)FCで6カ月間、一度も試合に出られずグラウンドを離れた。