金正恩称える「大将福」の石碑が登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.01 08:34
平壌(ピョンヤン)の普通江(ポトンガン)ホテル進入路に、北朝鮮の後継者金正恩(キム・ジョンウン)を称賛する「大将福(金正恩を大将に迎えることが人民の福という意味)」という石碑が立てられたことがわかった。花こう岩に赤い文字が刻まれたこの石碑は、金日成(キム・イルソン)と金正日(キム・ジョンイル)を象徴する「首領福」「将軍福」の石碑のすぐそばに位置している。大将福という表現は金正恩を称賛・宣伝するためのもので、昨年9月に金正恩が北朝鮮軍隊長の称号を受け作られた。以前の金正恩の呼称は「青年大将」だった。北朝鮮の工場内部などに「大将福」と書かれた宣伝板やスローガンが朝鮮中央テレビの画面を通じて現れたことはあるが、平壌市内の外国人専用ホテルに登場したのは今回が初めてだ。政府当局は北朝鮮の後継体制構築が外国人に示せるほど進行しているということを反映したと分析している。
大将福の石碑の写真は、最近北朝鮮を訪問した海外同胞が撮ったもので、インターネットメディアの統一ニュースが入手した。この海外同胞は金正日国防委員長が幹部らに「後継者の金正恩のために)私はもう楽になった」という話をしばしばしているという話を北朝鮮訪問中に北側関係者から聞いたと主張した。また、「金正恩が昨年9月の労働党代表者会を前後して結婚したと北側関係者が話した」と伝えた。韓国政府当局者は、「金正恩結婚説は何回か出ているが確認はされていない」と明らかにした。