“医療韓流”莫大な経済効果…学会誘致戦も活発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.25 16:05
ソウル江南(カンナム)の整形外科と皮膚科で外国人患者に会うのは珍しくない。韓国観光公社によると、外国人患者数は2008年の2万7000人から2010年には8万人に増え、今年11万人にのぼると予想される。この傾向が続けば、2015年には30万人の海外患者の誘致が可能とみられる。いわゆる‘医療韓流’だ。
最近は医療韓流が学術大会の誘致につながっている。国内の医療技術が世界的に認められ始め、大規模な国際医療学術大会を次々と呼び込んでいる。一度開かれれば学術的・経済的効果が同時に発生するため、「医療オリンピック」と呼ばれる。24日から6日間の日程でソウル三成洞(サムソンドン)コエックスで開催中の「世界皮膚科学術大会」が代表的だ。
2015年まで国内誘致が確定した国際学術大会は22件にのぼる。1000人以上が出席する大規模学術大会だ。約7000人が参加する世界神経外科学術大会が2013年に開かれ、2014年には世界内科学術大会(5500人)、国際内分泌学総会(5000人)などをはじめ、3万余人が参加する世界エイズ学術大会が予定されている。2015年には約8000人が出席する世界アレルギー学術大会が開かれる。