韓国自動車業界がオールストップ危機…原因は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.23 17:53
自動車エンジンの小さな部品であるピストンリングが韓国自動車業界の足かせになっている。 この部品を製造するユソン企業の労組がストライキに入り、部品の供給に支障が生じているからだ。
22日、現代(ヒョンデ)車蔚山(ウルサン)工場の「ツーソン」「サンタフェ」「ベラクルーズ」の生産が中断した。 これに先立ち起亜(キア)車「カーニバル」は20日午後から生産が止まっている。
現代・起亜車グループはこの日、「ユソン企業の労組の違法ストで国内自動車生産ラインがオールストップする危機」と明らかにした。 24日以降、小型車の一部を除いた「ソナタ」「K5」など乗用車や「ポーター」など商用車全車種の生産への支障が懸念される、というのが現代車関係者の説明だ。