金正日委員長、揚州で江沢民前国家主席と会談
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.23 08:46
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が訪中3日目の22日午後7時55分ごろ、江蘇省揚州に到着した。金委員長は8時40分ごろに揚州迎賓館に到着し、江沢民前国家主席と長時間にわたり会合を持ったと伝えられた。
北京の外交消息筋は、「中国中央政府がまだ金委員長の三男の金正恩(キム・ジョンウン)の3代世襲を十分に認めないでいる。金委員長は金正恩世襲を認めてもらうために中央政府に影響力がある江前国家主席の協力が必要で、これに伴い無理な日程を押して長い列車旅行を強行しているようだ」と話した。彼はまた、「金正日は江前国家主席との会合を終えた後、その結果の確認を受けるために最終的に北京に移動し、胡錦涛国家主席ら中国首脳部らと会合すると承知している」と明らかにした。金委員長が中国での最終目的地の北京に移動する過程で上海を経由する可能性があるとこの消息筋は伝えた。
一方、ソウルの外交消息筋は、「金委員長の今回の訪中に金正恩は同行していないものと理解している」と話した。また彼は金正日の訪中期間が1週間であると把握されたと話した。