ミシュランが選んだ韓国の名所
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.20 11:07
『ミシュラングリーンガイド韓国編』が17日、フランスで出版された。韓国を扱った初めての「ミシュランガイド」だ。「ミシュラングリーンガイド」は旅行地を星の数で評価する旅行ガイド。飲食点を評価するのは「レッドガイド」だ。『ミシュラングリーンガイド韓国編』の原稿を入手して分析した。フランス語の翻訳者と一緒に「ミシュラン」が紹介した旅行地と飲食店を確認取材した。ミシュランは韓国国内の計110カ所に星を与えた。最高評価の3ツ星は23カ所だった。
分析の結果、ミシュランの特徴と好みを読み取ることができた。まずミシュランは伝統文化に深い関心を見せた。賑やかな観光地やショッピング名所に関する記述は少ない。ユネスコ世界文化遺産に選ばれた地域はすべて高い評価を受けた。伝統文化に関するミシュランの関心は飲食店でもうかがうことができた。全国の市場を列挙し、その中の飲食店も訪れた。食から文化を把握するフランス人の傾向が見える部分だった。ソウル「楽園餅店」を紹介しながら「この甘いモチは必ず食べよう」と推薦したり、ソウル東大門(トンデムン)の「チン・オクファ・ハルメ・タッカンマリ(鶏一羽鍋)」を「単純に見えるが実においしい」と描写した部分は印象的だった。