日本などG4の国連常任理事国入り、また挫折か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.17 08:33
日本・ドイツ・インド・ブラジルの4カ国(G4)が6年ぶりに国連安全保障理事会常任理事国入りを狙ったが、また挫折の危機を迎えている。G4の常任理事国入りに反対する「反G4」陣営という強力な障壁にぶつかったためだ。
日本の読売新聞は16日、「G4の安保理常任理事国入りを阻止するために中国・イタリア・韓国などが事実上の‘反G4’会合をローマで16日(現地時間)に開催する」とし「G4は国際社会の支持が広がらないため、今年の国連総会で独自の国連改革決議案を採択しようという計画を留保することにした」と伝えた。
日本政府は2005年、ドイツなどと手を組んで常任理事国入りを推進したが、中国などの反発で失敗に終わった。その後、外交作戦を繰り広げ、今年3月に「常任・非常任理事国双方を増やす」という内容を骨子とする緩い形態の決議案草案を準備した。