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北朝鮮女性に人気の“資本主義の遊び人”スタイルとは?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.15 09:15
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北朝鮮の若い女性たちがこのところスタイルを磨くことにはまっている。

「資本主義の遊び人風」として非難の対象だった大きなイヤリングをつけ、二重まぶたの手術やまゆ毛のアートメイクまではばからない。最悪の食糧難を経験しながらも、「食べられなくてもきれいになるために手術はする」という言葉が出るほどだ。流行があまりにも熱く、当局も特別な取り締まりをしていないという。

 
北朝鮮専門メディアのデイリーNKが13日に報じたところによると、当局は以前まで若い女性がこっそりとイヤリングをして摘発されれば「非社会主義現象に染まった」として強く取り締まったが、最近は変わった。もともと北朝鮮が以前から掲げていた「理想的な朝鮮女性像」のスタイルは、短い髪に色調化粧をしない清純な顔、足首の上に上げたチマチョゴリを着た姿だった。

しかし最近では幹部らの間にもこうしたスタイルが「旧時代的」という認識が広まっている。一般住民らも同じだ。ズボンを履くこともタブー視されていたが、最近では平壌(ピョンヤン)の富裕層の女性の間でレギンススタイルのスキニーズボンが流行だ。髪留めや柄が入ったストッキングなどは商店で飛ぶように売れる。

整形手術も熱い人気を呼んでいる。北朝鮮では整形手術が合法ではないが、医者や不法手術者などが取り締まりを避けながら隠れてやっている。平壌の消息筋は、「二重まぶた手術をはじめ、まゆ毛、唇や目の周囲へのアートメイクが大流行だ。20~40代の女性10人のうち7人は整形しただろう。“食べ物は不足しても手術はする”という話が出ている」と伝えた。

消息筋によると、アートメイク入れ墨手術費用は1000~2000ウォン水準だ。現在北朝鮮ではコメ1キログラムが約1800~2000ウォンで取り引きされている。

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