北朝鮮が米国人権特使を招待する理由は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.14 10:36
「私たちの体制を転覆させようとする者」。北朝鮮がこのように猛烈に非難してきた米国の北朝鮮人権問題担当特使に会って食糧支援を要請したのに続き、北朝鮮訪問までも認める可能性が提起されている。
複数の外交消息筋は13日、「米国は来週中、北朝鮮の食糧状況を調査する評価団の派遣を決める可能性が高い」とし「その場合、今月中にロバート・キング北朝鮮人権問題担当特使をはじめとする国務省の要員と国際開発局(USAID)の職員で構成された評価団を北朝鮮に送ることになるだろう」と伝えた。続いて「米国は食糧評価団派遣計画を必ず韓国と事前協議した後に決めるという立場のもと、16日にボズワース北朝鮮担当特別代表をソウルに送る見込み」と話した。米高官は韓米間協議が終わるまでは北朝鮮食糧評価団の派遣に言及しないよう指示を受けたと、消息筋らは伝えた。