金正日、来年春ソウルに現れるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.10 11:13
ドイツを訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領が9日(現地時間)、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長を来年春にソウルで開催される核安全保障サミットに招く考えがあることを明らかにした。
李大統領は昨年4月、米ワシントンで、記者らの質問に答える形で金委員長を招く可能性を開いておいた。当時との差について青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「今回は統治者の政治的で積極的なメッセージ」と説明した。招待する意向が強く込められているということだ。
北朝鮮は‘不良核拡散国’であるため、昨年4月にワシントンで開かれた核安全保障サミットに招かれなかった。その北朝鮮の指導者が韓国の仲裁でソウル会議に出席すれば、南北関係の改善だけでなく北朝鮮が米国・ロシア・英国・フランス・中国など約50カ国の首脳から‘正常国家’と認められる契機になるという意味がある。