北朝鮮が天安艦爆沈直後、中国に戦闘爆撃機を要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.09 08:42
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が天安(チョンアン)艦爆沈直後の昨年5月の訪中当時、数兆ウォンにのぼる攻撃用武器を中国の胡錦濤国家主席に要請したが、拒否されたと、北京消息筋が8日伝えた。この消息筋によると、金委員長が要請した武器体系には、相手の電子戦能力をまひさせられるJH-7(殲轟7)戦闘爆撃機30機が含まれていたという。
「飛豹」と呼ばれるJH-7は対艦ミサイル、対レーダーミサイルを発射できる。最高速度がマッハ1.75(時速1808キロ)、戦闘行動半径(攻撃後に基地に戻ることができる最大距離)は1759キロで沖縄まで含まれる。この消息筋は「金委員長は最新型放射砲(多連装ロケット砲)と戦車もともに要求したと聞いている」と述べた。