韓国銀行（韓銀）と金融決済院によると、０８年に韓国人が外国でＡＴＭを利用して最も多く引き出した現地貨幣は１４０万４０００件のフィリピン・ペソであることが分かった。これは韓国国民の現地貨幣引き出し件数全体（５５３万２０００件）の２５．４％に該当する。また引き出した金額をドルに換算すれば３億６１３４万２０００ドルで、引き出し金額全体（１７億３３５２万４０００ドル）の２０．８％にのぼった。

現地貨幣引き出し金額は韓国の銀行がビザ・マスターなどグローバルカード会社と提携して発給したデビットカードおよびシティ国際現金カードを基準にしている。

フィリピンに続いて中国人民元の引き出し件数が１１０万７０００件（１９．９％）で２番目に多かった。０８年の１年間、韓国人が中国内のＡＴＭで引き出した人民元をドルに換算すると３億１４２８万３０００ドル（１８．１％）だった。

米ドルの引き出し件数は７３万８０００件（１３．４％）で、利用金額は２億６８９９万ドル(１５．５％）だった。日本円は２９万３０００件（５．３％）、１億３６３２万６０００ドル（７．９％）だった。


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