日本では「軍神」と崇める李舜臣、韓国では言葉だけ尊敬
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.24 12:56
「事業失敗後“すべてを失った”と絶望しました。そうするうちに“臣にはまだ12隻の船がある”として最後まで意志を燃やした李舜臣(イ・スンシン)将軍のおかげでまた立ち上がる勇気を得ました」。
自他ともに認める「李舜臣博士」のイ・ブギョンさん(60)の話だ。2004年に運営していたIT流通会社が倒産することになり絶望した彼女だが、李舜臣のおかげでいまではまた同じ業種の中小企業アールエフアンドユー代表として再起した。以後「李舜臣リーダーシップ」について勉強し専門家になった。こうして得た教えをさらに多くの人々と分かち合いたくて2009年から「李舜臣パワーリーダーシップバス」(www.leadershipbus.kr)を運営中だ。李舜臣関連遺跡を現地調査し、「リーダー李舜臣」を賛える歴史紀行だ。これまで20回の旅行に500人を超える中小企業最高経営者(CEO)と関係者が同行した。50代の女性がなぜ李舜臣にはまることになったのだろうか。