【噴水台】菓子韓流
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.19 17:44
カカオ豆で作るチョコレートは、2600年前にマヤ人が飲料として飲んだのが起源だ。固体形態のチョコレートは1828年に初めて開発され、今日、愛を伝える菓子として人類から愛されている。ビスケットとは2度焼いたパンという意味だ。フランス古語ビス(bis、2度)とクィ(cuit、焼く)の合成語という。小麦粉を水や牛乳でこねた後、イーストなしに焼いたものだが、おやつに適している。スポンジのような甘い菓子のマシュマロはもともと潅木の一種だ。過去、この木の根の汁を最近のゼラチン代わりに使用し、こうした名前がついた。今のような形のマシュマロは19世紀後半に初めて登場した。
菓子としてそれぞれ立派な歴史を持つこの3種類を一つに混ぜ合わせた「作品」がある。直径7センチの味学とでも言えようか。厚さ2.3センチ、重さ35グラム。1974年に世の中に登場し、今まで国内で売れたものだけで140億個、1兆6000億ウォンにのぼる。オリオンのチョコパイだ。最近は海外でもっと人気が高い。特に中国での販売は国内より多い。昨年の国内販売は4億個だったが、中国ではそれより5000万個多かった。ベトナムでは3億個を超えた。どれほど人気があるのか、祭事の供物にも使われるほどだ。その結果、現地パイ市場シェアは60%にのぼるという。ロシアには年間2億3000万個が売れている。ロシアの人たちは特に甘いものが好きで、成長ペースが非常に速かった。