【コラム】独島の夜(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.19 16:47
独島(ドクト、日本名・竹島)を見たかった。日本のすべての中学生が来年から「独島は日本の領土」と習うという話を聞いてからだ。私たちの領土を自分の目で見て、触れたかった。高句麗の歴史を研究しながら独島研究所も運営する東北アジア歴史財団が独島訪問を斡旋した。
独島は一日に1回、観光船が運航されるが、波のために接岸できる確率は40%にすぎない。船が係留されても、独島自体が天然記念物として保護される「特定島嶼」であるため、一般人は島に登れず、船着き場にいなければならない。
ちょうど独島を訪問した政府関係者の一行に会い、その団体に入って独島に上陸することができた。貴重な機会であり、重みある一歩を踏み出した。この地を心の底から祝福しながら430歩進むと、険しい丘の上に到着した。