マッコリの抗がん物質含有量、ビールやワインの最大25倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.15 10:44
韓国の代表的伝統酒のマッコリに、ビールやワインより抗がん成分が最大で25倍多く含まれていることが確認された。韓国食品研究院食品分析センターのハ・ジェホ博士研究チームは14日、マッコリから抗がん物質のファルネソール成分を初めて発見したと明らかにした。ファルネソールは果実酒の重要な香り成分で、1リットル当たり約5~7ミリグラム程度の微量でも抗がん・抗腫瘍性質がある。
特に研究チームが国内で市販中の酒類のファルネソール含有量を分析した結果、マッコリのファルネソール成分はワインやビール(15~20ppb、1ppbは10億分の1)より10~25倍多い150~500ppbに達した。