【コラム】再度「安全」を考える(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.12 12:01
東日本大震災が起きてから1カ月が過ぎた。ただの自然災害だけならばすでに復旧事業が真っ最中とならなければならない時点だが、日本は相変らず悪夢から抜け出せずにいる。自然災害の二次被害2次的被害といおうか、福島第一原子力発電所事故にともなう影は広く深く日本列島に立ちこめている。田植えを控え事故原発から一定範囲内の畑で農作業禁止措置が検討されるなど、うまく収拾がつくとしても余波は年を越す勢いだ。
先週には春を催促する雨が降った。日本原発事故の余波が明らかな放射性物質が韓半島全域の観測所で観測され、京畿道(キョンギド)の一部学校は休校措置を下すなど、それなりの対策をまとめ施行した。その恐れの根拠に対して思慮深い、他の自治体でもまねるべき当然な措置という主張も出てきた。1年間食べ続けてもエックス線写真を1回撮影する場合の数千~数万分の1という当局発表も恐れをなくすことができなかった。