東日本大震災後に流入した短期性外資…流出時の市場混乱が憂慮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.07 09:17
東日本大震災後に証券市場の急騰を率いた外国人の株式買収資金のうち半分以上が短期性資金だと把握された。
金融委員会は6日、東日本大震災発生直後の先月16日から31日までに外国人が国内の証券市場で2兆8000億ウォンを買い越し、このうち短期性資金が58%に達すると判断していると明らかにした。
短期性資金は海外投資銀行、回転率500%以上、租税回避地に籍を置く投資家の資金などを集計したもの。金融当局はこれに伴い、内外の金融市場モニタリングを強化する計画だ。対外不確実性が依然としてある状況で、短期間に国内株式市場に流入した外国人資金が一気に流出し市場を混乱させる可能性があるとみているためだ。