白頭山が大噴火すれば赤道にも雪(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.06 16:27
先月29日、京畿道(キョンギド)ムンサン都羅山(ドラサン)南北出入事務所に南北の地質専門家が集まった。 白頭山の噴火に関する共同研究案について議論する席だった。 近いうちに2回目の会議も北朝鮮側の開城(ケソン)で開かれる見込みだ。 昨年から学界を中心に白頭山噴火の可能性が取り上げられている。 白頭山が噴火する場合、それはいつごろになり、どんな被害が発生するのか。 最近、専門家の間で論議されている内容を中心に気になる点を見てみる。
「白頭山が約1000年前と同じ規模で爆発すれば、その後遺症は福島原発事故とは比較にならないほど深刻だ」。釜山(プサン)大の尹成孝(ユン・ソンヒョ)教授(地球科学教育科)は5日、「白頭山が10世紀のように大規模に噴火した場合、途方もない被害が予想される。例えば‘火山性の冬’が来ることも考えられる」と懸念を表した。