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NEA事務総長「中国の原子力発電所は十分に安全」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.04 08:44
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「過度な恐怖感も、安全に対する過度な自信もすべて正しくない」。

原子力機関(NEA)のエチャバリ事務総長は福島原発をめぐり起きている原子力発電所の安全性論議に対しこのように話した。「非合理的主張で原子力発電所に対する過度な恐れを助長してもならないが、福島事態の教訓を無視するのも問題」ということだ。彼は、「日本の事故を契機に地震・洪水・津波・火災のうち2つ以上が複合的に襲う複合災害に備え原子力発電所の安全基準を高める必要がある」と指摘した。

 
NEAは経済協力開発機構(OECD)の傘下機関で、29の主要原子力発電所保有国を会員国としている。

――原子力発電所安全に対する懸念が高まっている。対策は。

「NEAは福島事件が与える教訓に対する研究に着手した。地震・洪水・津波・火災のうち2~3つが同時に発生した時も問題があってはならない。各国政府はすべての原子力発電所に対する点検を実施し、複合災害に耐え難いと判断される原子力発電所は果敢に稼動を中断しなければならない」

――韓国では中国の原子力発電所安全に対する心配も多い。

「中国は現在、米国・韓国など10カ国が加入した多国間設計認証プログラム(MDEP)の基準により原子力発電所を建設している。NEAが提示した基準に従っている。われわれ持つ情報によると中国の原子力発電所は十分に安全だ」。


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