「南東の風が吹くまでに原発問題終結を」…韓半島の最悪シナリオをシュミレーション
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.29 10:16
日本の福島第一原発をめぐる事態が最悪に進み、風まで韓国に吹いても国内に及ぼす影響はわずかだという模擬実験の結果が出た。韓国原子力安全技術院(KINS)は福島第一原発事故をめぐりコンピューターで模擬実験をした後このように明らかにした。韓半島上空では偏西風が主に吹くためこうした模擬実験の条件は最悪の状況を仮定したものだ。
KINSはまず福島第一原発2号機原子炉の炉芯が完全に溶融し格納容器の外に放射性物質が大量に漏れ出る状況を仮定した。この際、1日に格納容器内の放射性物質の気体が15%ほど大気に漏れ出ると推定した。このレベルは放射性物質の最後の壁となる格納容器が壊れこれ以上機能できない水準だ。さらに風まで日本から韓国側に吹くと仮定した。