「自衛隊・警察・消防指揮する危機管理指令塔が必要」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.28 15:48
--菅内閣が初期対応で失敗した部分があれば。
「人材をきちんと動員できず遊ばせたという点だ。 大抵の被害地域は人工衛星や偵察機で把握が可能だ。 首相官邸の司令チームは地震発生直後、陸上自衛隊のOH-6小型ヘリコプター20機ほどを被災地域に飛ばし、情報を収集しなければならなかった。 これを通じて被災住民の規模を把握し、被災者を助ける陸上自衛隊員と医療陣、医薬品、救護物資がどれほど必要かを具体的に判断し、すぐに指示を与えなければならなかった。 次は陸上自衛隊の6機の大型ヘリコプターCH-47を被災地域に往復させれば、日本のどの地域でも2-3時間で兵力を投入できる。 CH-47には55座席があるが、非常時にはこれを除去して全員立って出動するため、1機で125人を運べる」
--地震発生から1週間が過ぎても被災地域に救護物資が行き届いていなかった。