SNS利用者の90%が投票意思、大統領選世論の新たな発信地に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.27 10:13
10年前、韓国の政治実験はインターネットに開設されたいくつかのウェブサイトによって遂行された。韓国政治の辺境を飛び交った「盧武鉉(ノ・ムヒョン)」という非主流派政治家が劇的な反転ドラマを作った契機がインターネットだった。10万人余りの草の根支持者らはオンライン空間のあちこちでゲリラのように躍進した。盧武鉉が先行獲得したオンライン世界で、いまやほとんどすべての政治家が新しい可能性に向かって走っている。その中でソーシャルネットワークは新しい政治実験の震源地として浮上した。
ウェブサイトとソーシャルネットワークの差は何だろうか。10年前のウェブサイト実験がコミュニケーションだったなら、ソーシャルネットワークはコミュニケーションがネットワーキングと一緒に形成されるという点で違いが生じる。従来のインターネットパラダイムがコミュニケーションならば現在のパラダイムは開放・参加・共有だ。こうしたパラダイムの変化をウェブ2.0と呼ぶ。ソーシャルネットワークはウェブ2.0の尖兵だ。世界的に最も多くの利用者数を持つインターネットサービスはたいていウェブ2.0を実現したソーシャルネットワークだ。その中でもフェイスブックとツイッターはソーシャルネットワークの2大牽引車で、米国と中東でそれぞれ選挙革命とピープルパワーの手段として脚光を浴びた。それなら来年の韓国大統領選挙でソーシャルネットワークは威力を発揮することができるだろうか。先に昨年6月2日の地方選挙を見てみよう。