「原発1号機の温度・圧力急上昇、放射線蒸気放出を検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.25 10:14
地震発生から2週間が経過したが、東京電力の福島原発事故はまだ収拾がついていない。地震発生後に水素爆発した1号機の原子炉圧力容器の温度が一時400度まで上がり、1号機の炉心が溶融しているのではないかという分析も出ている。
東京電力は24日、「地震の発生後、今まで原発付近で中性子線が13回検出された」と発表した。毎日新聞は「中性子はウランとプルトニウムが核分裂する際に発生し、他の放射線に比べて透過力が強い」と説明した。
経済産業省傘下の原子力安全・保安院は24日の記者会見で、「海水を入れた結果、1号機の圧力容器の温度は前日より落ちたが、格納容器の圧力が高まった。このため注入する海水量を減らした」と明らかにした。