北朝鮮情報管理、依然として軍と国家情報院で別々
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.23 09:58
北朝鮮の魚雷攻撃である昨年の哨戒艦事件(3月26日)は韓国軍の乱脈像に顕微鏡を突きつけた。陸海空3軍の合同性が崩れた。自軍利己主義で作戦指令塔の合同参謀が正常に回っていかなかった。武器体系も同じだ。北朝鮮軍の潜水艇(艦)を探知できなかった。情報当局は北朝鮮の挑発の兆候を読み取ることができなかった。多くの情報の点を線でつなぐことができなかった。哨戒艦事件が韓国の安保態勢のパラダイムを変えるだろうという話が出た理由だ。哨戒艦事件前と事件後に安保態勢はどれだけ変わったのだろうか。
軍の防衛態勢の軸が全面戦争から局地挑発に移った。哨戒艦事件は北朝鮮が攻撃するのは簡単だが防御するのが難しい非対称戦力で西海5島側を集中攻撃する信号弾だったためだ。北朝鮮抑止戦略も消極的抑止から積極的抑止に変わった。11月の北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃を機に交戦守則が強化された。現場指揮官に初動対応が任された。自衛権発動を通じ数倍で報復する原則もまとめられた。