福島の海水から放射性物質…韓国「日本産食品全数調査」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.23 09:10
日本福島第1原発から流出した放射性物質が周辺の海から大量に検出され、放射能恐怖が広がっている。
東京電力が福島第1原発放水口の南側100メートル地点の海水を調べた結果、放射性ヨウ素131は許容値の126.7倍、セシウム137は16.5倍、セシウム134は24.8倍の濃度で検出されたと、NHK放送が22日報じた。また放射能汚染が確認されたホウレンソウは放射性ヨウ素の検出量が5万4000ベクレルに達した。これは日本より厳格な国内の許容基準(300ベクレル)の180倍。
放射性ヨウ素が食べ物を通して人体に吸収される場合、ホルモン生成と新陳代謝を調節する甲状腺に蓄積され、がんを誘発するおそれがある。1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故以降、数千人が甲状腺がんに苦しんだ。またセシウムはさまざまながんを誘発する。原発周辺の海から放射性物質が検出されたことで、海産物が汚染した可能性が高まっている。東京所在あるすし店は原発事故後、売上高が70%ほど減った。