<東日本大地震>「地震に負けない」 勇気を与える日本野球
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.15 10:48
大災難でも野球は倒れない。日本は野球を通して災難を乗り越えようとしている。95年1月、マグニチュード7.2の地震が神戸を廃虚にした当時、地元オリックスの試合が行われることを期待する人は多くなかった。しかし2カ月後、オリックスはユニフォームの右肩に「がんばろうKOBE」という文字を入れてシーズン開幕戦に臨んだ。冬のあいだ練習も十分にできなかったオリックスはパリーグ6連覇を狙う西武を抑えて初優勝を果たした。失望していた市民は躍進するオリックスを見ながら希望と勇気を得た。
日本では14日、大地震後初めて読売-阪神のオープン戦が岐阜球場で行われた。プロサッカーJリーグの3月の日程がすべてキャンセルされた中、プロ野球はオープン戦が3日ぶりに再開されたのだ。読売の桃井恒和球団社長は「試合をすることが私たちの使命。プロ選手たちが元気に野球をする姿をファンに見せなければいけない」と力強く語った。