韓国、アラブ首長国連邦で132兆ウォンの原油確保
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.14 08:39
韓国が13日、アラブ首長国連邦のアブダビ首長国と過去最大規模の油田開発参加契約(覚書含む)を締結した。最小12億バレル(アブダビ埋蔵量980億バレル)の原油を確保したと政府側は明らかにした。現在の原油価格100ドルと為替相場1ドル=1100ウォンを適用すると132兆ウォン(約9兆5610億円)規模で、韓国の1年5カ月分の消費量に相当する。政府がこれまで1カ所で確保した最大原油量はベトナム15-1鉱区の1億バレルだ。
アラブ首長国連邦を訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領と同国のカリファ・ビン・ザイド・アル・ナヒヤン大統領はこの日午後、大統領宮で首脳会談をした後、韓国石油公社とアブダビ石油公社間の石油ガス分野協力開発覚書と3カ所の油田に対する主要条件契約書(HOT:Heads Of Terms)’署名式に臨んだ。ムハンマド王子も同席した。石油ガス覚書は、「10億バレル以上の大型油田1カ所または複数に韓国が参加できる権利を保障する」ということを骨子としている。