日本東北に韓国人2万3000人…観光客1000人 被害状況は把握できず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.12 08:33
11日、日本東北地方の大地震と津波による現地同胞の被害状況は把握できずにいる。外交通商部によると、東北地域には同胞や留学生ら韓国国民2万3000人以上が長期滞留中という。最も大きな被害が発生した仙台周辺には約1万1500人が居住している。宮城県に4439人、山形県に2099人、福島県に2061人が滞在している。このほか近隣地域に約1000人の旅行者が滞留中という。このため韓国国民の被害の可能性も排除できない。
外交部の当局者はこの日、「携帯電話がつながらず、駐仙台総領事館が固定電話で被害状況を集計中」とし「現地同胞より、旅行のために留まっている国民の安全が特に憂慮される状況」と述べた。駐日本大使館と駐仙台総領事館は非常対策班を設置し、同胞に安全地帯に避難するよう呼びかけている。津波による被害が広がって固定電話もつながらなくなるおそれもある。海外同胞被害状況集計および安全対策提示に困難が生じることも考えられる。日本全国には韓国人91万人が滞留している。